【大垣・G3開設記念】浅井 単騎の強烈捲りで32度目のG3制覇!「中部背負うつもりで」

[ 2023年6月7日 04:55 ]

優勝トロフィーを手に撮影する浅井康太
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 大垣記念決勝 単騎の浅井康太(38=三重・90期)が4番手から捲り、4月の四日市ナイターG3以来となる通算32回目のG3優勝を決めた。

 レースは犬伏―荒井―園田―浅井―松谷―山賀―橋本―佐藤―菅田で周回を重ねる。残り2周を前に橋本―佐藤―菅田が上昇。残り2周で橋本が前を抑えると、犬伏はあっさり車を引く。打鐘で橋本は一気にペースアップ。以下は佐藤―菅田―浅井―松谷―山賀―犬伏―荒井―園田の順。最終Hで7番手の犬伏が巻き返しを狙うが、4番手で前と車間を空けた浅井がバックで先捲り。犬伏は合わされて不発に。浅井が先頭でゴールを駆け抜け、浅井を追った松谷が2着。

 「地元地区の記念で勝ち上がったのは自分だけ。中部を背負うつもりで臨んだ」と浅井。「先行するのは橋本君と思っていた。ただ、最終ホームで力のある犬伏君が来る可能性もあると思って警戒はしていた。松谷さんと山賀さんは別線だったけど、あそこは同じラインのつもりで仕掛けた。ゴールした瞬間、着順は分からなかったけど、久しぶりに出し切った感触があった」と笑顔で振り返った。「周りには追い込みと思われているけど、自力でも戦えるところを見せられた。今後は(山口)拳矢君と力を合わせて、またS級S班に戻れるように頑張りたい」と話した。

 ◆次走 優勝した浅井康太、2着松谷秀幸、3着菅田壱道はG1高松宮記念杯(13~18日、岸和田)へ。

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