【函館スプリントS】キミワクイーン　横山武に全権委任、陣営「週末の雨予報は歓迎」

キミワクイーン（撮影・千葉茂）
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　今週末から夏の函館競馬が開幕する。日曜メインはサマースプリントシリーズ第1戦となる函館スプリントS。20年から3年連続、函館リーディング騎手の横山武が騎乗するのがキミワクイーン。前走の春雷Sは惜しくも首差2着に敗れたが、オープンでも通用する力を十分に示した。6日もジョッキー本人が騎乗して調教しており、かなりの熱の入りようだ。

　5月31日に美浦Wコースで1週前追い（5F66秒3～1F11秒7）を済ませ、今月4日に函館に入厩。斉藤厩務員も「美浦である程度仕上げてから運んだ。前走は内枠を生かしてジョッキーがうまく乗ってくれた」と鞍上に全幅の信頼を置いている。函館は初参戦になるが、昨夏に札幌スポニチ賞を勝っており洋芝適性は証明済み。「開幕週の1200メートルは合うはず。ただ1分8秒を切るタイムだと厳しいから、週末の雨予報は歓迎ですね」と同厩務員。“函館最強”の鞍上と初タイトルを狙う。