【中山記念】スタニングローズ “剛脚”で伸び抜群!高野師「開幕週の馬場はいい」

[ 2023年2月23日 05:25 ]

吉田隼人を背に坂路を単走で追い切るスタニングローズ
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 一度の敗戦で、女王の輝きは色あせない。スタニングローズは体をいっぱいに使って、ダイナミックに登坂。序盤2Fを14秒台のラップで入り、そこからグーンと加速した。12秒6→11秒8でフィニッシュ、ラスト1Fの数字は22日の栗東坂路で最速タイ。伸びが際立っていた。高野師は納得の表情で口をつく。

 「先週に続いてジョッキー(吉田隼)に乗ってもらって、単走でやりました。先週より良くなっていますね。ジョッキーも“最後は12秒を切っているけど楽でした”と言っていましたね」
 昨年は3冠ラストの秋華賞を勝ち、G1ウイナーの仲間入り。続くエリザベス女王杯も期待を集めたが、重馬場で14着に敗れてしまった。「馬場もありましたからね。開幕週の馬場はいいと思います」と敗因はくっきり。4歳牝馬はこのレースで【1・2・0・2】と良績を残している。連対した3頭は全て3歳時にG1勝ち。年明け初戦という共通項もある。名牝への道を紡ぐシーズン、強豪牡馬を相手に女王が存在感を見せつける。

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2023年2月23日のニュース