【高知・G1全日本選抜】井上 10R真杉が逃げて吉沢差す、吉岡 11R郡司が中心も穴は成田

[ 2023年2月23日 04:55 ]

“鬼脚”井上茂徳 “F1”吉岡稔真 最強ライントーク
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 井上 昨年は脇本と古性がG1・2勝、そして脇本がGP優勝、古性が2着と近畿がビッグ戦線を支配した。今年は近畿に対して他地区がどう挑むかが焦点の一つ。今年初のG1は500バンクの高知競輪場が舞台。

 吉岡 僕は現役時代に数回走っている。お皿バンクで捲りづらいイメージだったが、今は展開が早いし決まり手も違う。ホームがましが決まるイメージ。そして500は状態が大事。展開だけでは勝てない。

 井上 初日特選10R。先手は真杉。逃げて強いし最終バックでは先頭に立っている。吉沢は番手戦もこなせるようになってきたし吉沢の差しから入る。<9>=<2>本線に<9><7>、<9><3>。

 吉岡 真杉と先行争いをする選手はいない。また松浦が豊橋記念と静岡記念を見ると完調ではない。僕も真杉の逃げに乗る吉沢が番手有利とみて<9><6>、<9><2>。ただし(山田)庸平が松浦や新田と中団を取り合うくらいなら真杉に飛び付きもある。<2>=<5>、<2><8>、<2><7>。

 井上 総力戦の庸平の出方次第で流れが変わる。穴は庸平が真杉に飛び付く<8>=<2>、<8>=<5>。11Rは深谷―郡司―和田真で並ぶ南関勢が本線。郡司は幅広いレースができるので番手戦で安定感がある。郡司と深谷は今年の大宮記念、静岡記念で後ろを回った方が結果を出している。この2人の並びは今年の注目の一つ。

 吉岡 武田と平原、松浦と清水。この2人の連係策は後ろを回った方が結果を出してきた。深谷―郡司で並ぶなら郡司の頭で入るのが自然。<9><6>、<9><2>、<9><3>。

 井上 武田と平原、松浦と清水はどちらが前後でも番手戦をこなせた。深谷の番手戦はまだ安定感がないし今は深谷―郡司の並びが買いやすい。<9><3>、<9><2>本線。穴は平原。吉田拓は平原に任された以上は仕掛ける。平原から<1><2>、<1><9>。

 吉岡 穴は動きがいい成田の絡み。11Rで追い込み型は成田1人。それこそ小松崎の動きに乗って500バンクを伸びてくる。<5>=<9>、<5>=<2>、<5>=<1>。

 井上 12Rは脇本。三谷竜との<1>=<4>本線。穴は守沢。昨年10月の前橋親王牌、11月の競輪祭は追い込み型として着実にレベルアップ、位置を築いた。新山響目標に差す<3><5>、<3><2>、<3><7>。

 吉岡 僕も<1>=<4>から入るが初日の動きは見たい。穴は上昇中の坂井。新山響―守沢が先行、坂井が脇本より前団を確保して先に踏み込むと逆転がある。<7>=<8>、<7>=<3>、<7>=<4>。

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2023年2月23日のニュース