【大井11R・雲取賞】ヒーローコール断然主役！

　（8）ヒーローコールが断然の主役だ。昨年10月、レベルの高い道営勢を撃破して鎌倉記念を制覇。年末の全日本2歳優駿はJRAの一線級を相手に0秒9差の4着に踏ん張った。この2走を見れば世代No・1の能力があることは疑いようがない。初の大井、1800メートルも未知の距離だが地力の違いで克服可能とみた。隙のない横綱相撲で今年初戦を白星で飾る。

　マンダリンヒーローが相手筆頭。目下デビュー4連勝中と底を見せていない。折り合いに不安はなく距離延長はOK。地の利を生かして逆転を狙う。南関転入初戦の前走を制したタイガーチャージも上位争い可能。前々で運ぶトワシュトラールの粘り込みに注意。

　▼タイガーチャージ（鈴木啓師）前走は仕上がり途上でも勝ってくれた。体が良くなるのはまだまだ先だが、今の状態でどこまでやれるか試金石の一戦。

　▼マンダリンヒーロー（藤田師）いい状態に仕上がった。徐々に距離を延ばしてきたが、ここも大丈夫。長い直線を生かして好勝負を期待する。

　▼ナイトオブバンド（米谷師）前走後は順調に調教を積めた。近走、引っ掛かるところが出てきたので、うまく折り合いを付けられれば。

　▼リアルガー（橋本師）前走が間隔が空いた割にいい走りをしてくれた。状態は当時以上だし、メンバー的にも楽しみ。

　▼グロリオサ（渡辺和師）前走後はしっかりリフレッシュできていい状態。先があるので目いっぱいの仕上げではないが現状の力は出せるはず。

　▼トワシュトラール（上杉師）ソエが治まって具合はいい。掛からないので距離は大丈夫。先行できればチャンスある。

　▼ヒーローコール（小久保師）連戦の疲れも抜けて最終追いも元気いっぱいの感じだった。右回りは初だが調教の感じからは下手ではなさそう。

　▼キャッスルバジオウ（渋谷師）前走は消化不良。状態は変わりなく順調だし、距離が延びるのも大歓迎。道中はじっくり運んで直線勝負になると思う。

　▼エスプリボクチャン（沢師）安定して走れているのがいいね。距離は歓迎だし、あとはこのメンバーでどこまでやってくれるか。

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