【蒲郡ボート「G2レディースオールスター」】勝浦真帆 さあ輝けド根性娘

[ 2023年2月23日 04:50 ]

女子王国の岡山で日々鍛錬の勝浦真帆
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 【君こそスター候補】デビューから3年間は、基本ダッシュ戦で勝負した。近年デビューの選手がもっと早くスローに入ることを考えれば、かなり不利な条件の中を戦い抜いたド根性娘。勝浦は師匠・小畑実成の「外からA級になりなさい」という言いつけを守って腕を磨いてきた。「A級にはなれなかったけど、スタートをつかめるようになった。スピードを持って行けているとは思う」。21年4月を最後にフライングはなく、23年前期の平均スタートタイミングはコンマ12という速攻派。ファンの支持も厚く、5年連続での当大会出場だ。

 「いいエンジンを引き出せていないですね。A級に上がるのが目標なので、もっとペラを早く合わせられるようにならなきゃいけない。岡山の先輩方は強くてめちゃくちゃ尊敬している。先輩たちに続けるようになりたいです」。自身に歯がゆさを感じながら、上を目指す日々。誰にも負けないド根性で食らいつく。

 ◇勝浦 真帆(かつうら・まほ)1995年(平7)12月30日生まれ、岡山県出身の27歳。岡山支部所属の116期生。同期に大山千広、西岡育未ら。15年5月に児島でデビュー。18年1月の大村で初優出。ナッツの薫製作りにハマっている。1メートル54、49キロ。血液型B。 

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2023年2月23日のニュース