【阪神1R】闘魂差し切りアントニオヒロキ　闘魂復帰星の北村宏「よく動いてくれました」

＜阪神1R＞ゴール前、先頭に立つアントニオヒロキ（撮影・奥　調）
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　27日の阪神1R・2歳未勝利（ダート1800メートル）はアントニオヒロキ（牡2＝北出）が制した。勝ち時計は1分56秒2。今年10月1日に79歳で死去した元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さんをほうふつさせる同馬が、闘魂たっぷりの差し切りを披露し、3戦目で初勝利を挙げた。

　肩の負傷で3月に戦列を離れ、9月17日から復帰した北村宏にとって、復帰後の初勝利。「新馬戦（3着）以来の騎乗でしたが、3走目でピリッとしていました。ゲートで力が入ってつまずいたけど、じっくり進めてよく動いてくれました」とし、復帰後初勝利については「ありがとうございます」と話した。北出師は「スタートはヒヤッとした。1800メートルで走れたのは大きいですね」と振り返った。