【ジャパンC】ヴェラアズールG1初制覇!!名手ムーア「上手に縫って走ってくることができた」

[ 2022年11月27日 15:47 ]

G1・ジャパンカップ ( 2022年11月27日    東京芝2400メートル )

<ジャパンカップ>レースを制したヴェラアズール(右)シャフリヤール(15)は2着=撮影・郡司 修
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 国内外の強豪が集った一戦は、ヴェラアズール(牡5=渡辺)が制し、G1初制覇を飾った。直線では名手・ムーアが1頭分のスペースを見つけ、鮮やかに突き抜けた。

 ヴェラアズールは父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母の父クロフネ)の血統で、通算22戦6勝。重賞は前走の京都大賞典に続いて2勝目となった。

 騎乗したムーアは19年朝日杯フューチュリティS以来のJRA・G1通算9勝目で、ジャパンカップは2勝目。「いい感じで走れた。ペースがスローだったので前がふさがってしまったけど、上手に縫って走ってくることができた」と振り返った。渡辺師はG1初勝利となった。

 ▽ジャパンカップ 1970年代後半に「世界に通用する馬づくり」が提唱され、81年に創設された。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭だった。日本馬の初勝利は84年のカツラギエース。外国馬の勝利は05年のアルカセットを最後に途絶えている。近年は外国馬の参戦が減少しており、19年は史上初めて外国馬の出走がなかった。

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