【スプリンターズS】メイケイエールの池添「あとはG1のタイトルだけ」「相手はあまり気にしていない」

[ 2022年9月28日 11:56 ]

池添謙一騎手を背にスタンド前で運動するメイケイエール
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 G1・スプリンターズS(中山芝1200メートル)を10月2日に控え、メイケイエール(牝4=武英)に騎乗する池添謙一騎手が28日、共同会見に臨んだ。

 ――前走は完勝だった
 「落ち着いて返し馬をすることもできたし、休み明けとしてはいい精神状態でゲート入りまではできた。もともとゲートがそこまで速い馬ではないので、他の馬と同じくらいか少し遅れくらいで出たけど、あまり急かさずに馬のリズムでいった時にあのポジション。折り合いに関しても今までで一番、我慢がきいてリズム良く走ってくれたのかなと思う」

 ――前走の手応えは
 「今年に入って折り返しとパシュファイアーを使い出して、メイケイエールにとってはすごく効果のある馬具。それがハマってきて、それとともに馬が我慢できるようになってきた。夏を越して体の面もすごく成長して芯が入った。トップスピードになっても軸がぶれない。体幹がしっかりしてきた」

 ――メイケイエールにどんな思いを
 「去年のスプリンターズから乗せて頂いているけど、その時は初めて乗せて頂く中で過去のレースのVTRを見ると普通のレースをできないというか、他の馬に迷惑かけているのも見ていたし、レースになるとスイッチが入ってしまう。一生懸命になりすぎる、我慢が効かないレースが続いていた。スプリンターズも他の馬に迷惑かけた部分もあったし、途中から我慢効かないところもあったけど、4着と力を見せてくれた。G1取れるポテンシャルがあるとあらためて思った。年明けから馬具の矯正だったり1つ1つが積み重なって今を迎えてくれているのかなと思う。G1取れる馬だと思う。ようやく噛み合ってきて全てが良くなってきている。あとはG1のタイトルだけだと思う」

 ――ファンからの思いをどう感じるか
 「メイケイエールのファンの方はすごく多いと思う。そういう馬を任せてもらえるのはうれしいこと。だからこそ、欲しいタイトルを全力で取りにいかないといけないと思っている」

 ――相手よりもメイケイエール自身の闘いか
 「この馬は現役で走っている限りは折り合いは絶対外せないところ。油断できないところなので、細心の注意を払っていかないと。相手うんぬんよりも、メイケイエールのレースをできるように。それさえすることができれば、いい結果を出せる。相手はあまり気にしていないかなと思う」

 ――コースは
 「中山コース、嫌だなとは感じない。スイッチ入りやすい馬なので返し馬というのを大事に持っていきたい。スタートしてしまえば僕とメイケイエールとの闘い。落ち着いていってほしいなと思う」

 ――ファンへ
 「状態に関しては追い切りでもいい動きをしてくれていたし、硬さもなくフットワークも良かった。思ったより時計も出ている。状態としては良い状態。いい状態でG1迎えられるので、いい結果出せるようにしっかり乗りたい」

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2022年9月28日のニュース