【船橋11R・日本テレビ盃】ペイシャエス 粘り強く戴冠

[ 2022年9月28日 05:00 ]

秋初戦に臨むペイシャエス
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 実力馬多数参戦の好カードは(12)ペイシャエスで勝負する。前走ジャパンダートダービーは僅差の2着。惜しくも3歳ダート王の座を逃したが、勝ち馬ノットゥルノをゴール前猛追。負けて強しの内容だった。東京マイルで重賞を勝っており左回り&距離短縮はOK。有力ライバルの中で最も軽い53キロも有利な材料だ。好位から持ち前の粘り強さをフルに発揮。秋初戦を白星で飾る。

 ノットゥルノの逆転が怖い。◎に2度先着。ダート5戦は全て右回りだけに左回り攻略が鍵となる。そこをクリアできればダートグレードV2の可能性も十分ある。昨年の覇者サルサディオーネ、Jpn1勝ち馬ミューチャリーの地方勢も底力は引けを取らない。

 ▼フルデプスリーダー(斎藤誠師)エルムS(1着)の後は放牧に一度出して、順調に来ている。左回り、右回りは問わないタイプ。引き続きコーナー4回の競馬になるけど、船橋もこなしてくれると思う。対戦していない3歳馬との力関係はつかないけど、状態が今いいので楽しみ。

 ▼ノットゥルノ(音無師)直線が短いうえに小回りがどうか。跳びが大きくて、器用さに欠けるので。園田よりはマシだと思うけど。

 ▼マンガン(石井師)環境には慣れたし追い切りの動きもまずまず。転厩初戦で比較はできないが気合も入っていい状態。今後を見極める一戦になる。

 ▼クラウンプライド(新谷師)ここまで順調に来ている。やるごとに体の張り、膨らみが出てきていて、かなり良くなっていますね。賞金を加算しておきたい。

 ▼サルサディオーネ(堀師)予定通りのローテーションで順調に調整できた。目に見える衰えはないし相性のいいレースで連覇したい。

 ▼ミューチャリー(矢野師)追い切りが台風と重なって馬場が悪かったが及第点の動き。体はもう少し戻ってほしいが、舞台はいいので底力で頑張ってほしい。

 ▼フィールドセンス(山下師)前走後は放牧に出して調整。前走と同じくらいの仕上がり。相手は強いが末脚を生かしてどこまでやれるか。

 ▼ギガキング(稲益師)暑かったので前走後は厩舎で調整してきたが、ここを目標にいい仕上がりに持ってこられた。一番得意な条件だし、この相手でも勝ち負けしてほしい。

 ▼ペイシャエス(小西師)春はジャパンダートダービー(2着)までよく走ってくれた。きつい競馬が続いたので放牧に出したが、リフレッシュした効果もあって、体調はいい。東京の左回りも結果を出しているので、船橋でもいいレースを期待したい。

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2022年9月28日のニュース