【オールカマー】デアリングタクト　完全復活へ始動、前走・宝塚記念3着で地力アピール

前走の宝塚記念で3着と力を見せたデアリングタクト
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　今週の中山メインは「第68回オールカマー」。秋の古馬G1シリーズに直結する重要な前哨戦に、今年も精鋭が集結する。注目はデアリングタクト。右前けいじん帯炎で1年以上の長期休養を余儀なくされたが、復帰2戦目の前走・宝塚記念で3着と地力をアピール。20年に無敗3冠を達成した名牝が、完全復活に向けて始動する。

　迎え撃つ東のエースはソーヴァリアント。昨夏以降に急成長。暮れのG3チャレンジCで重賞初制覇を飾ったが、その後に右後肢の骨折が判明。約9カ月の休養を経ての今年初戦だが、仕上がりは上々。中山2200メートルはG2セントライト記念2着を含む【1・2・0・0】と好相性だ。昨年2着ウインキートス、鳴尾記念で復活Vを遂げたヴェルトライゼンデ、天皇賞・春3着テーオーロイヤルなど、伏兵陣も多彩な顔ぶれでレースを盛り上げる。