【ローズS】高野厩舎2週連続重賞Vへ！セントカメリアで狙う　中京芝2000は得意舞台

セントカメリア
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　最高の形でスタートダッシュを決めた。高野厩舎は秋競馬開幕週に紫苑S（スタニングローズ）、京成杯AH（ファルコニア）と土日重賞制覇を果たした。高野師は「鞍上がうまく乗ってくれたし、馬も歯を食いしばって頑張ってくれたおかげです。牧場からいい状態で戻していただいているし、厩舎スタッフも日頃から一生懸命、仕事をこなしてくれている結果ですね」と謙虚に喜びを表現した。

　2週連続重賞Vへ。ローズSにセントカメリアを送り込む。昇級初戦の前走・月岡温泉特別は2番手から持ったまま先頭に並びかけ、見せ場たっぷりの2着。「勝ち馬（ラーグルフ）が強かったが、速い時計に対応できた。負けたけどいい内容だった」。中京芝2000メートルはこの春、未勝利、あずさ賞と連勝。負けなしの舞台でタイトル獲得を目指す。「最初のコーナーまでゆったり流れるこの条件はレースがしやすい。マイルより、血統的にも2000メートルがいいと思います」と適性を口にした。課題を残していたゲートも練習を重ねている。「練習では合格点を与えられる。初速は速くないけど、徐々に（実戦で）いいポジションを取れるようになってきました」と成果を評価した。

　好調・高野厩舎は3歳牝馬がタレント豊富。スタニングローズに加え、オークス3着ナミュールも控えている。夏場に地力を強化したセントカメリアにも重賞初Vの期待が高まる。厩舎一丸となって実りの秋へ。今週も高野厩舎から目が離せない。