【宝塚記念】(2)アフリカンゴールド 陣営から感じる自信、7歳とは思えぬ若々しさ

[ 2022年6月24日 05:30 ]

アフリカンゴールド(撮影・亀井直樹)
Photo By スポニチ

 【G1ドキュメント・栗東=23日】意外性キャラ!?では済ませられない最終追いの走り。新谷はCWコースで最後の最後までびっしり気合を注入されたアフリカンゴールドが気になった。ダイナミックな動き、躍動感はとても7歳とは思えないほどの若々しさだ。

 五十嵐厩舎へと戻る国分恭の姿を確認した。全力歩行で追いかける。まずは前走・大阪杯の振り返りからだ。「外枠から押して行った。ハイペースでもしぶとく頑張ってくれました。今回は最初のコーナーまで距離があるので、スムーズに位置を取りたいですね」。前半1000メートル通過が58秒8のタフな流れ。前半で脚を使わされながら0秒6差(7着)。悲観する内容ではない。

 前走後は放牧。じっくりと英気を養い、ここを目標に稽古を積んだ。鞍上は「この中間は騎乗していないが山本助手から具合はいいと聞いています。京都記念を勝っている舞台だし、持ち前の根性を引き出してリズム良く運びたい」と本番を見据えた。

 五十嵐厩舎を後にして今度は西園正厩舎へ。最終リハに騎乗した山本助手の感触を確認だ。「元々稽古は動くタイプだが(中間は)動きがいい。特に追い切った後、息の入りがもの凄く良くなっている」。さらに「去年の中日新聞杯(2着)から体幹がしっかりしてきた。具合は凄くいい。相手は強いけど楽しみにしているよ」。新谷は陣営のムードの良さを肌で感じ取った。

続きを表示

2022年6月24日のニュース