【川崎11R・関東オークス】スピーディキック 南関牝馬史上2頭目の3冠へ!

[ 2022年6月15日 05:00 ]

3冠を狙うスピーディキック。
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 川崎競馬スパーキングナイターは15日、3日目を開催。第11RでJpn2「第58回関東オークス」が行われる。中央、地方の3歳牝馬トップクラスが集結。

 (1)スピーディキックが偉業を達成する。クラシック2冠の走りは過去の2冠牝馬と比べても互角以上。1冠目の桜花賞は不利とされる浦和マイルの大外枠を克服して2馬身差の圧勝を決めた。2冠制覇を飾った前走東京プリンセス賞はゴール前で2着馬の猛追に遭ったが、これは4角で自ら動いて勝ちにいったため。着差以上の完勝だった。勝ちタイム1分53秒5も文句のつけようがない。06年チャームアスリープ以来、史上2頭目の牝馬3冠を成し遂げる。

 デビュー2連勝とまだ底を見せていないドライゼが逆転候補筆頭。先行力あるラブパイローもV争いに食い込んでくる。しまいは確実にいい脚を使うグランブリッジも侮れない。

 ▼スピーディキック(藤原師)前走後もすぐ乗り出して順調に調整ができた。距離は不問。3冠を目指したい。

 ▼リッキーマジック(加藤征師)前走は初めて砂をかぶって走るのをやめてしまった。距離はこなせると思うし、後は落ち着いて走れるかどうかだけ。

 ▼ソレイユスマイル(川島一師)前走はいい勝ち方ができた。追い切りの動きも良く、状態はいいので頑張ってほしい。

 ▼ティーズハクア(山中師)間隔が空いたのがどうかだが仕上がりはいい。跳びは大きいが長距離なので小回りも大丈夫。楽しみ。

 ▼サンオルソーライズ(内田師)追い切りで動くようになり、力を付けている。ただ今回は相手が強い。

 ▼グランブリッジ(新谷師)仕上がりやすいタイプ。前走の勝ち方が良かったし心身共に成長が見込める。展開も向きそうで距離延長も気にならない。

 ▼グラーツィア(米谷師)いつも通りの調整でいい状態。距離は未知数だが、どんな競馬をしてくれるか。

 ▼ラブパイロー(大和田師)元々ここを目標にやってきた。中間の調整からいい雰囲気で舞台設定もいい。ダート中距離が一番力を発揮できる条件だと思う。

 ▼ドライゼ(須貝師)前走は直線だけの競馬だったが、いい脚を使ってくれた。まだこれからの馬で、伸びしろはありそう。地方の小回りもこなせると思うし、ナイター競馬も大丈夫だと思う。

 ▼コーミズアムール(米田師)休み明けを2回使って状態アップ。相手は強いがコース経験の強みが生きれば。

 ▼ケウ(林隆之師)前走は気負いが出てしまった。じっくり構えられる今回の方がレースはしやすいだろうし、先につながるレースをしてほしい。

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2022年6月15日のニュース