【函館新馬戦】ブルジュドバイ 父の主戦・武豊の手綱にも注目

[ 2022年6月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・函館=14日】開幕週の函館スプリントSが終わり、函館での重賞競走は最終週の函館2歳S(7月16日)、函館記念(同17日)までない。だからといって仕事が暇になるわけではない。鈴木智は有力新馬の情報を集めるために火曜朝から精力的に東西厩舎を歩き回った。そこで耳寄りな話を聞いたのが、今週土曜5Rの牝馬限定戦(芝1200メートル)に出走予定のブルジュドバイ(森)。キタサンブラック産駒の青鹿毛の牝馬で、兄には芝、ダートを問わず中距離で通算6勝を挙げたエクレアスパークルがいる。

 清水助手は「気性が穏やかで扱いやすい。ゲートは普通に出るし、操作性が高いのが長所ですね」と期待していた。馬体重は458キロ。父は中長距離で活躍したが「胴が詰まっていて、体形は短距離向き」と同助手。鞍上には父の主戦だった武豊を起用。新馬のクリダームなど開幕週に3勝と好スタートを切った名手の手綱さばきにも注目だ。

続きを表示

2022年6月15日のニュース