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【平安S】テーオーケインズ 国内ダート最強譲らん!帝王賞連覇へ弾み

[ 2022年5月22日 00:16 ]

最後の直線で抜け出し、平安Sを制した松山弘平騎乗のテーオーケインズ(撮影・椎名航)
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 貫禄Vだ。「第29回平安S」が21日、中京競馬場で行われ、1番人気に支持された昨年チャンピオンズCの覇者テーオーケインズが道中スムーズに流れに乗り、2馬身半差で快勝。サウジアラビア遠征から帰国初戦で重賞4勝目を飾った。高柳大輔師(44)&松山弘平(32)は共に平安S初勝利。連覇が懸かる来月の帝王賞に弾みをつけた。

 メンバー中、唯一の別定59キロを地力ではね返した。2月のサウジアラビア遠征後、帰国初戦を迎えたテーオーケインズが単勝1・8倍の断然1番人気に応えてV発進だ。

 レース運びは危なげなかった。課題のゲートをクリアし、3番手のインを確保。松山は「スタートをしっかり出てくれたし、自分の思い通りのポジションが取れました」と冷静に振り返る。2枠4番から距離ロスを避け、内ラチ沿いにこだわるコース取り。4角手前で進路を外に切り替え、鞍上のゴーサインが出ると一気にトップギアへ。グイグイ脚を伸ばし、先に抜け出したケイアイパープルをラスト1Fで捉え、2馬身半差でゴールを駆け抜けた。上がり3Fはメンバー最速の35秒9。「59キロを背負っても手応えは良かったし、上手なレース運び。さすがという走りでした」と相棒を称えた。松山自身、この春は落馬負傷による休養を強いられ、4月23日の復帰後では重賞初勝利。人馬一体でものにした、うれしいタイトルとなった。

 前走・サウジカップは初の海外遠征で環境が変わり、砂質の違いか追走にてこずって8着。異国の経験をバネに新たな一歩を踏み出した。高柳大師は「(帰国後は)ずっとおとなしくて不安もあったけど強い内容で勝ってくれた。(今後は)さらにもう1段階、2段階、強くなると思います」と期待を寄せる。次走は連覇が懸かる帝王賞(6月29日、大井)が候補。「順調なら向かいます」と力を込めた。帰国初戦で一発回答。国内ダート最強の座は譲れない。 

 ◆テーオーケインズ 父シニスターミニスター 母マキシムカフェ(母の父マンハッタンカフェ)17年4月27日生まれ 牡5歳 栗東・高柳大厩舎所属 馬主・小笹公也氏 生産者・北海道日高町のヤナガワ牧場 戦績17戦9勝(重賞4勝目) 総獲得賞金3億8769万7000円 馬名の由来は冠名+人名

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2022年5月21日のニュース