【ダービー展望】イクイノックスなど皐月賞組中心 ジオグリフは2F延長が課題

[ 2022年5月8日 05:15 ]

ダービー主な出走予定馬
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 東西で前哨戦が終了。近年はNHKマイルCから転戦する馬は少なく、今年のダービーのメンバーは、ほぼ固まった。やはり王道の皐月賞組優位は動かない。中でも注目は2着イクイノックス。前走は5カ月ぶりの実戦。初の右回り、2000メートル、そして大外枠を問題にせず、いったんは完全に抜け出した。ポテンシャルは相当。東スポ杯2歳Sの内容から、東京でさらに戦闘力がアップするのは間違いない。そのイクイノックスを差し切って1冠制覇のジオグリフは2F延長が課題。ドレフォン産駒は距離の融通性が高く、あっさり克服する可能性も。3着に追い込んだドウデュースも十分に争覇圏内だ。

 前哨戦組では京都新聞杯を制したアスクワイルドモアが一歩リード。レコードVも立派だが、振り返れば札幌2歳Sでジオグリフの2着。素質は示していた。青葉賞はレースレベルに疑問符。勝ったプラダリアは今年も“青葉賞馬は勝てない”というジンクスに挑むことになる。

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2022年5月8日のニュース