【東京7R】蛯名正義師、待望初勝利「ようやくスタートライン」　同期・武豊「良かったですね」

＜東京競馬7R蛯名正厩舎初勝利＞レースを制したバニシングポイント。蛯名正厩舎初勝利となった（撮影・郡司　修）
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　新人調教師の蛯名正義師（53）が東京7Rで待望の初勝利をマーク。今週唯一送り出した2番人気バニシングポイント（牡4、父タピット）が直線で鋭く抜け出した。これが3月12日の初レースから19戦目。騎手としてJRA通算2541勝を挙げた名手の記念すべき“1勝目”となった。

　最後まで冷静に見届けられたという蛯名正師は「なかなか勝てなかった中で本当に（スタッフの）みんなが頑張ってくれていた。ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。（調教師は）1頭ずつと向き合う時間、密度があるので乗り役の時の勝利とはそこが違いますね」と喜んだ。

　競馬学校の同期・武豊　「良かったですね。今度は一緒に勝ちたいと思います」