木村和士 カナダ競馬の年度表彰「ソヴリン賞」最優秀騎手賞を受賞「感謝したい」

[ 2022年4月15日 10:33 ]

 昨年カナダ競馬で年間138勝をマークし、日本人初のリーディングジョッキーに輝いた木村和士(22)が14日、21年カナダの年度表彰「ソヴリン賞」で最優秀騎手賞を受賞した。

 表彰式で壇上に上がった木村は「オーナーやトレーナー、生産者、エージェントらサポートしてくださった方々、厩務員さんや調教助手のみなさん、馬に感謝したい」とスピーチした。

 木村は騎手を志してJRA競馬学校に入学したが、卒業直前に自主退学。それでも騎手になる夢を諦めず、17年に海を渡ってカナダへ。18年に「ソヴリン賞」の最優秀見習騎手賞を受賞、19年に米国の年度表彰「エクリプス賞」を日本人として初めて受賞(最優秀見習騎手部門)した。

 カナダがシーズンオフの期間は米国を拠点にし、今年72戦9勝。カナダは16日にトロント近郊のウッドバイン競馬場でシーズン初日を迎える。

 ▽ソヴリン賞 1975年に創設されたカナダの競馬における年度代表表彰。その年に活躍した人馬をカナダジョッキークラブが選出、表彰する。部門数が豊富。JRA賞や米国のエクリプス賞、欧州のカルティエ賞に相当する。

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2022年4月15日のニュース