【桐生・G1関東地区選手権】今泉 幸運舞い降りG1初制覇、1号艇の中野は痛恨F

[ 2022年2月13日 05:30 ]

G1関東地区選手権を制した今泉
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 ボートレース桐生のG1「第67回関東地区選手権」は12日、第12Rで優勝戦が行われ、大外から最内を差した6号艇の今泉友吾が(32=東京)が恵まれてG1初勝利を決めた。なお1号艇の中野次郎(40=東京)はインからコンマ04のフライング。福来剛が2着、椎名豊が3着に入った。

 大外枠からチャンスをモノにした。イン戦から力強く先マイを放った中野にまさかのフライングコール。バックストレッチで中野は戦線離脱。最内を差した今泉が先頭に躍り出た。19年9月、6着に散った三国ヤングダービー以来となるG1優出でビッグチャンスをつかんだ。「スタート事故があって恵まれですが、優勝できて良かった」。スポットライトを浴びながら少し神妙な表情で喜びをかみしめた。

 初日は安定板、2周回レースの荒れ水面に見舞われ、迎えた4日目は雪による視界不良で7R以降が中止となり、4日目6Rまでの得点率上位18人が準優勝戦へ駒を進めることになった。今泉は予選最終日を戦わずして準優進出が確定。準優は伸びをフルに生かした大外からのスタート攻勢で2着。普段はしない新しい挑戦で結果を出した。

 機は熟した。クラシック(大村・3月16~21日)出場権の権利をゲット。初のSG出場が決まった。「伸び仕様はいい経験になりました。SG出場はまだ実感はないけど、いいレースができるように頑張りたい」。今泉が22年、ボート界の頂点争いに加わる。

 《次走》優勝した今泉友吾は20日からのとこなめスポーツニッポン杯で飯山泰、黒井達矢らと対戦する。中野次郎と桐生順平は19日からの住之江一般戦に出場し、秋山直之、西山貴浩らと対決する。長田頼宗と椎名豊は19日からの尼崎一般戦で里岡右貴、金子拓矢らと激突する。福来剛は18日からの鳴門一般戦に出場し、飯島昌弘、上野真之介らが相手。

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2022年2月13日のニュース