【京都記念】レッドジェネシス騎乗の藤岡康に手応え「チャンスある」

[ 2022年2月11日 05:30 ]

厩舎周りで運動するレッドジェネシス
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 【東西ドキュメント・栗東=10日】木曜朝一番、CWコースには数多く馬が入場。新谷は双眼鏡越しに動きをチェックしていた。友道厩舎の稽古にまたがる藤岡康の姿を発見。騎乗を終えた鞍上に京都記念のレッドジェネシスの感触を確かめた。

 3週続けてCWコースで調教に騎乗。最終追いもいっぱいに追われ、ラスト1F11秒8(6F84秒6)を刻み、僚馬と併入した。鞍上は「追い切るごとに動きは良くなっている。反応もいいし、動ける態勢は整っていますよ」とうなずく。

 自らが騎乗した2走前・神戸新聞杯は降り続いた雨の影響でタフなコンディションながら後方からメンバー2位の3F35秒9で2着に好走。「厳しいコンディションでよく走ってくれた。能力があることを確認できた」と内容を高く評価する。阪神は【2・0・1・2】と好相性。「うまくかみ合えばチャンスはある」と力強く結んだ。火曜(8日)は佐賀記念でケイアイパープルを重賞初制覇に導いた。週末も藤岡康の騎乗ぶりから目が離せない。

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2022年2月11日のニュース