【マイルCS】ルメール JRA通算1500勝達成!有終Vグランアレグリア絶賛「他とは走り方が違った」

[ 2021年11月21日 16:28 ]

<阪神11R・マイルCS>グランアレグリアで連覇を達成しガッツポーズのC・ルメール(撮影・奥 調)
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 秋の最強マイラー決定戦「第38回マイルCS」(G1、芝1600メートル)は21日、阪神競馬場で行われ、この一戦限りでの現役引退する1番人気グランアレグリア(牝5=藤沢和)が現役最多G1・6勝目を挙げ、史上6頭目の連覇を達成。鞍上のクリストフ・ルメール騎手(42)は、この勝利によって史上最少騎乗回数でJRA通算1500勝(史上19人目)を達成し「ラストランだったので本当のグランアレグリアを見せたかった。今日は他の馬とは走り方が違いましたね」と愛馬を称えた。

 C・ルメールは今年の宝塚記念(クロノジェネシス)以来となるG1制覇を飾り、グレード制を導入した1984年以降では武豊に続く2人目のJRA・G1通算40勝にも到達。マイルCSは昨年グランアレグリアに続く連覇達成で通算2勝目。グランアレグリアのラストランで有終Vを飾り、レース後「安心しました。本当にうれしいですね」と喜んだ。

 続けて「(スタートして)ちょっと後ろになったけど、グランアレグリアはスーパーホースですから気にしないで騎乗しました。直線ではいい脚を使って伸びることができた。こういうメンバーでも素晴らしいパフォーマンスでした」とレースを振り返り、グランアレグリアを絶賛。

 グランアレグリアについて「最初から特別な馬でしたね。2歳からトップレベルで毎回毎回、すごくいい競馬をしてくれました。ファンもこの馬のことを好きだったと思います。これから、いやもう既に寂しくなってます」と現役最強のまま引退する“愛馬”への素直な想いを吐露した。

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