【天皇賞・秋1週前追い】グランアレグリア 楽々2馬身先着、ルメールも笑顔「凄くいい」

[ 2021年10月21日 05:30 ]

ゼノヴァース(左)と併せて追い切るグランアレグリア(撮影・郡司 修)
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 秋の天皇賞で6個目のG1タイトルを狙うグランアレグリア(牝5=藤沢和)は、ルメールが騎乗してWコースでゼノヴァース(4歳3勝クラス)と併せ馬。4馬身追走して、馬なりのまま楽々と2馬身先着した。抜群の1週前追いにルメールは「凄くいい。一番確認したかったのは息。道中うまく入ったし安心した」と笑顔。2着に敗れた安田記念後、8月に喉頭蓋エントラップメントを発症。軟口蓋を切開し、喉頭蓋を開放する手術を行った。

 藤沢和師は「手術の影響は気にしていたけど問題ない。息遣いは凄く良かった。体が増えてたくましくなったから、その分乗り込んでいる」とほほ笑んだ。初の2000メートル挑戦となった大阪杯で4着。重馬場だったのも敗因に挙げられるが「距離なのか馬場なのか…。でも今回は走り慣れた東京。マイルからちょっと延びるだけだから」と雪辱を期待していた。

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2021年10月21日のニュース