【菊花賞】伊坂調教師 母に手を焼かされ…遠くから“息子”を応援

[ 2021年10月21日 05:30 ]

マリアライトと伊坂師
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 【激ウマ情報】他陣営ながらオーソクレースを応援するのが、久保田厩舎時代に助手として同馬の母マリアライトを手掛けた伊坂師だ。「気になりますよね。生き別れて遠くで育っている息子を応援する感じです」と笑う。

 G1・2勝を挙げたマリアライトだが、とにかく手がかかる馬だった。カイバ食いに苦しみ、旋回癖、前向き過ぎる気性。無理せず牝馬3冠は見送った。それでも底知れないポテンシャルは新馬戦で感じ取った。伊坂師は「この状態で勝つのかって感じ。さらにゴール後にスーッともう1周したんです。その時に凄いスタミナだなと。気性的に短いところを使うプランもあったけど、そのスタミナを信じてよかった」と振り返った。

 初子オーソクレースは母とは違って早くから頭角を現し馬体も立派。伊坂師は「(マリアライトの兄弟)リアファルやクリソベリルが出ているのかもしれませんね。自分のところの馬ではないですが、頑張ってほしいですよ」と活躍を願った。

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2021年10月21日のニュース