【天皇賞・秋1週前追い】コントレイル万全!3頭併せ消化、福永好感触「完成度が増している」

[ 2021年10月21日 05:30 ]

福永を背にCWコースにて3頭併せで追い切るコントレイル(撮影・亀井 直樹)
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 「第164回天皇賞・秋」で始動する昨年の3冠馬コントレイル(牡4=矢作)は主戦・福永を背にCWコースで3頭併せを消化した。外のダノンファラオ(4歳オープン)がリードホースを務め、真ん中にホウオウアマゾン(3歳オープン)、コントレイルは一番後ろからスタート。道中はピタッと折り合う。直線は最内からグンと加速すると6馬身半先着。6F79秒4~1F12秒2を馬なりで刻んだ。騎乗した福永は「先週、負荷をかけて今週はサラッとやった。心肺機能が良くなっているし、息遣いもいい。春に比べて動きの質が良くなっている。体形は変わらないけど、完成度が増しているね」と好感触を告げた。

 今年初戦の大阪杯はたっぷりと水分を含んだ重馬場に苦しめられた。決して得意なコンディションでなくても3着を確保したのが地力の証だ。鞍上は「大阪杯は馬場がひどかった。東京2000メートルは(条件的に)いい。スピードがあるから良馬場で走らせたい。あの馬が強いという思いは変わっていない。いいコンディションで向かえるし、自分の走りができれば」と期待を寄せる。現役生活は今回とジャパンカップ(11月28日、東京)の2戦。まずは全力で天皇盾を取りにいく。 

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2021年10月21日のニュース