【菊花賞】ステラヴェローチェ ソダシの分まで闘う!吉田隼×須貝師ラスト1冠譲れない

[ 2021年10月21日 05:30 ]

坂路にて吉田隼騎手を背に併せ馬で追い切るステラヴェローチェ(撮影・亀井 直樹)
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 混戦ムードの「第82回菊花賞」。関西馬の大将格・ステラヴェローチェが追い切りで存在感を示した。坂路でヴェローチェオロと併せ馬。遅れはしたものの1週前にきっちり負荷をかけてあり、仕上がりに不安はない。春2冠はともに3着。絶対に譲れないラスト1冠へ、堂々と挑む。レッドジェネシスも先週長めに追われ、当週は“静”の追い切り。ディープインパクト産駒は18年から菊花賞3連勝中。血の底力を見せつける。

 もう味付けはいらない。ステラヴェローチェは吉田隼を背に坂路で同じく菊花賞出走のヴェローチェオロと併せ馬を行った。道中は後ろから追走する形。いったんは馬体を並べたが、1馬身遅れのフィニッシュ。馬なりで4F52秒3~1F12秒6をマークした。遅れこそしたが、須貝師は全く意に介さない。

 「先週ビシッとやっているので、目いっぱいやらなくてもいい。上がりは(ヴェローチェオロと)2頭ともスッと息が入っていましたね。前走はプラス18キロ、太くは見えなかった。背も高くなったし、馬に幅も出てきました」

 神戸新聞杯の前も2週連続ビシッと追われ、久々でも態勢は完全に出来上がっていた。この中間は1週前追い切りが圧巻。CWコースの併せ馬はリードホースの3馬身後ろから追走。直線半ばで僚馬に並びかけると一気にかわす。グインと伸びて6馬身先着した。皐月賞、ダービーはともに3着。神戸新聞杯を制して進む菊への道。主戦の吉田隼も成長を感じ取っている。

 「体つきは春よりひと回り大きくなってパワーアップしています。未知の距離だし、折り合いを付けることが大事。スローのダービーでも折り合いながらいけた。今回は3000メートルになるので、息を入れながら運びたいですね」

 鞍上は過去、菊花賞に4回騎乗している。09年フォゲッタブルは鼻差2着。14年はゴールドアクターで3着に食い込んだ。「何度かチャンスをいただいたんですけど、悔しい思いもしました。十分にチャンスのある馬、気を引き締めて頑張りたいです」。先週の秋華賞は1番人気のソダシに騎乗して10着。今週も同じ須貝厩舎の期待を背に、譲れぬラスト1冠を獲りにいく。

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