【菊花賞】ディープモンスター ひと夏越えパワーアップ!得意舞台で名手と雪辱だ

[ 2021年10月21日 05:30 ]

武豊騎手を背にCWコースで追い切るディープモンスター(手前)(撮影・亀井 直樹)
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 トレセンの最前線で取材する記者が、気になる穴馬に迫る秋の新企画「G1リベンジャーズ」。3冠最終戦の「菊花賞」2日目は、大阪本社の新谷尚太記者が、ダービーで本命に推したディープモンスターの最終追い切りに迫った。ラスト1冠へCWコースで万全の動きを披露した。

 ディープモンスターは前走・ダービー時の坂路ではなく、CWコースで最終リハ。馬場入りからじっくり動きを見届けた。元時計班でCWコースを担当していた強みを生かして、バッチリ手応えをつかめた。

 前走同様に武豊が騎乗し、ソーグリッタリング(7歳オープン・富士S出走)との併せ馬を消化。最初の1Fは17秒0で入り、折り合いを確認。4F標識からスピードに乗せていくとグンと加速した。直線は内から青鹿毛の馬体を弾ませ、1馬身先着。ラスト1F11秒3(6F83秒4)とシャープに伸び、この秋一番と思える絶好の動きを披露した。騎乗した武豊も「久しぶりにまたがったけど、相変わらず稽古は動くね」と笑顔を見せた後「春から(馬体は)大きく変わった感じはしないけど、仕上がりはいいと思うよ」と太鼓判を押す。ラスト1冠へ仕上がりは万全だ。

 記者は思い出した。ダービー最終追い切りを終えた直後も、真っ先に鞍上に感触を確かめに行った。あの時もシャープな動きを絶賛していた。そのダービーは動きの素晴らしさに自信を持って◎を打ったが16着に敗れた。スローペースに巻き込まれ、向正面で外から一気にスパート。そこで動いた分、直線で脚いろが鈍った。決して力負けではない。今年は京都競馬場改修工事の影響で舞台は阪神。コース替わりもアドバンテージになりそうだ。昨年のエリカ賞(2着)、今春のすみれS(1着)と阪神コースとの相性は抜群。鞍上も「今年のメンバーなら力的にもチャンスはある」と手応えをつかんでいた。

 最終追い切りを見て感じたのはひと夏を越しての成長度。春に比べて芯が入り、大きくパワーアップした印象だ。ダービーのリベンジへ。歴代最多の菊花賞5勝を挙げる武豊の手腕にも注目したい。

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