【船橋・日本テレビ盃】29日発走 過去10年データから探る必勝ポイント

[ 2021年9月26日 05:30 ]

昨年はJRAのロードブレスが重賞初制覇を飾った
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 秋恒例のダートグレード「第68回日本テレビ盃」(G2、1800メートル)が29日、船橋競馬場のハートビートナイターでゲートイン。引き続き無観客開催で行われる。ダート競馬の祭典「JBC競走」へのステップとなる「Road to JBC」。優勝馬に「第21回JBCクラシック」(G1、11月3日、金沢2100メートル)への優先出走権が与えられる。過去10年データから傾向を探った。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬 【7・0・2・1】
 2番人気馬 【0・3・3・4】
 3番人気馬 【1・6・2・1】
 ほかに4、5番人気が各1勝。1番人気が馬券圏外となったのは昨年のみ。平均配当は単勝330円、馬単1050円、3連単1万2410円。

 ◇所属◇
 JRA所属馬【10・10・6・13】
 船橋所属馬【0・0・2・19】
 大井所属馬【0・0・2・4】
 川崎所属馬【0・0・0・4】
 浦和所属馬【0・0・0・5】
 他地区所属馬【0・0・0・41】
 JRA勢の1~4着独占が5回、1~3着独占も1回。圧倒的にJRA勢が優勢。地方馬は19年ノンコノユメ、20年ストライクイーグルと大井所属馬が2年連続で3着に入っている。

 ◇馬齢◇
 3歳馬【1・0・0・2】
 4歳馬【2・2・1・7】
 5歳馬【4・3・3・7】
 6歳馬【2・3・2・21】
 7歳馬【1・1・3・24】
 8歳以上馬【0・1・1・25】
 3歳の勝ち馬はその年のジャパンダートダービーを勝ったクリソベリル。7歳の勝ち馬は前年のJBCクラシック(川崎)を制覇したワンダーアキュート。

 ◇前走◇
 着順を問わず帝王賞組が4勝、2着3回、3着3回と活躍している。マーキュリーC組が1勝、2着2回。地方勢の3着4回中3回は、夏の大井サンタアニタトロフィーからの参戦馬。20年から同レースは11月に移行し、現在は夏開催となったマイルグランプリがこれに該当する。

 ◇重賞実績◇
 連対馬20頭中、ダートグレードで未勝利だった馬は15年1着サウンドトゥルー、20年1着ロードブレス、11年2着フリソの3頭のみ。1着馬10頭中6頭は南関東で交流G1を勝っていた。

 ◇逃げ馬の成績◇
 11年から、<1>、(5)、<2>、(3)、(3)、<2>、(4)、(4)、<2>、競走中止。11年のスマートファルコンを最後に逃げ切りはない。逃げ馬は連下まで。(データ班・田中辰幸)

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2021年9月26日のニュース