【セントウルS】軽快ボンボヤージの一変期待

[ 2021年9月10日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=9日】栗東は夜明け前から激しい雨。ウッドチップ(坂路、CWコース)は極端に馬場が重くなった。セントウルS唯一の木曜追いとなったボンボヤージは雨の影響を受けないポリトラックを選択。新谷は馬場入りからじっくりチェックした。

 川須を背にゆったりと歩を進め、4F標識からペースアップ。しまいをサッと伸ばした。軽快に動いてラスト1F11秒4(5F70秒4)を計時。見届けた梅田師は納得の表情だ。

 「レースに向けてテンションが上がらないように調整。サラッと追い切ったけど動きは良かった」

 前走・北九州記念10着は大外18番で距離ロスが影響。終始リズムに乗れなかった。「枠(の差)もあったけど今思えば覇気がなかったように感じた」と振り返った上で「具合は間違いなく今回の方がいい」と上積みを強調する。厩舎の先輩でもある全兄ファンタジストは一昨年、同じローテで北九州記念14着からセントウルS2着。妹も大幅な変わり身があっていい。

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2021年9月10日のニュース