【門別・北海道スプリントC】ヒロシゲゴールド重賞初V!北村宏「歯を食いしばってくれた」

[ 2021年5月28日 05:30 ]

 交流重賞のダートスプリント戦・第25回北海道スプリントCが27日、門別競馬場のダート1200メートルで争われ、3番人気のヒロシゲゴールドがリュウノユキナとの壮絶な競り合いを制して、重賞初Vを飾った。

 大外枠からのスタートはピシャリと決まった。しかし、北村宏は内から押し上げてくるアザワクを先に行かせて流れに乗る作戦に出た。直線半ばで先頭に躍り出ると今年は2度対戦していずれも敗れている1番人気の難敵リュウノユキナが襲いかかってきた。「楽に並ばれたので苦しかったが、最後の最後に歯を食いしばってくれた」と北村宏が振り返るように、ヒロシゲゴールドはムチに応えて驚異的な踏ん張りをみせ、半馬身先んじてゴールに飛び込んだ。

 ◆ヒロシゲゴールド 父サウスヴィグラス 母エフテーストライク(母の父ブラックタキシード) 牡6歳 栗東・北出成人厩舎 馬主・ウエストヒルズ 生産者・北海道新ひだか町の斉藤正男氏 戦績29戦7勝(地方6戦1勝) 総獲得賞金1億5203万5000円。

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