ディープボンド 凱旋門賞挑戦、鞍上は欧州のジョッキー

[ 2021年5月6日 05:30 ]

天皇賞・春で2着に入ったディープボンド(撮影・白石智彦)
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 天皇賞・春2着のディープボンド(牡4=大久保、父キズナ)が今秋、仏G1凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン競馬場)に挑戦することが5日、分かった。

 フランスの競馬統括機関であるフランスギャロが公式サイトで、同馬が前哨戦のフォワ賞(9月12日、同)をステップに凱旋門賞に挑戦する予定であると発表した。同サイトは、同じく前田晋二氏が所有する昨年の3冠馬コントレイルは海外遠征しない見込みと報じている。また同レースには、ノースヒルズの前田幸治代表が所有する英国調教馬の重賞勝ち馬ビリーヴインラヴ(牝4=英バリアン、父メイクビリーヴ)も参戦する予定。前田代表は「その通りです。ディープボンドは欧州のジョッキーを人選します。和田竜二君には承諾してもらっています」と話した。

 日本馬は69年のスピードシンボリから昨年のディアドラまで延べ27頭が凱旋門賞に挑んできたが、未勝利。ディープボンドは06年3位入線後失格の祖父ディープインパクト、13年4着の父キズナに続く父子3代での挑戦で、日本馬悲願のVに挑む。

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2021年5月6日のニュース