JRAブリーズアップセール キンシャサノキセキ産駒が最高額3630万円

[ 2021年4月28日 05:30 ]

中山競馬場で行われたブリーズアップセールで最高額で落札されたピサノレインボーの19(撮影・西川祐介)
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 JRA主催の2歳馬調教セリ「第17回JRAブリーズアップセール」が27日、中山競馬場で行われ、上場された全73頭が売却された。同セール最高額となったのは、キンシャサノキセキ産駒「ピサノレインボーの19」(牝、母の父レインボウクエスト)。3630万円(以下、税込み)で川島与市氏が落札した。川島氏は「脚元、ノドの異常がなく、健康が第一。キンシャサノキセキが好きで、その子が出てくれば…と思っていたんです」と笑みを浮かべた。入厩先は石毛厩舎。牡馬の最高額は、新種牡馬ディーマジェスティ産駒「ノーザンスターの19」(母の父カーネギー)。「シゲル」の冠名で知られる森中蕃氏が3410万円で落札した。

 また、前日26日に行われた騎乗供覧で1番時計をマークしたディーマジェスティ産駒「サツマガイアの19」(牝、母の父タイキシャトル)は、父も所有した嶋田賢氏が2970万円で落札した。入厩先は手塚厩舎。昨年は新型コロナウイルス拡大防止の観点からメール入札方式だったため、同セールは2年ぶりに従来の方式で行われた。売却総額は前年比110・4%となる8億245万円。

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2021年4月28日のニュース