【船橋・マリーンカップ】7日発走 過去10回データから探る必勝ポイント

[ 2021年4月4日 05:30 ]

昨年のマリーンカップ優勝馬・サルサディオーネ
Photo By スポニチ

 2021年度最初の船橋競馬ハートビートナイターが5日、開幕する。開催メインは春恒例の牝馬交流重賞「第25回マリーンカップ」(G3、1600メートル)で7日ゲートイン。2着以内に入った地方馬には7月のスパーキングレディーC(G3、川崎)優先出走権が与えられる。10~20年の過去10回データから傾向を探ってみた(11年は東日本大震災により中止)。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬【5・3・0・2】2番人気馬【2・3・2・3】3番人気馬【1・2・3・4】ほかに4番、5番人気が各1勝。平均配当は単勝450円、馬単1750円。3連単は1万6420円で、万馬券は16年の10万円超を含め4回出ている。

 ◇所属◇
 JRA所属馬【8・7・6・16】船橋所属馬【0・1・1・14】大井所属馬【1・2・1・7】川崎所属馬【1・0・1・7】浦和所属馬【0・0・0・7】他地区所属馬【0・0・1・36】過去10回で8勝のJRA勢が1~3着を独占したのは3回(13、15、18年)。近2年は南関勢は連勝。地方勢が奮闘している。

 ◇馬齢◇
 3歳馬【0・0・0・2】4歳馬【1・4・4・31】5歳馬【7・4・3・23】6歳馬【2・1・2・16】7歳馬【0・1・0・7】8歳以上馬【0・0・1・8】4歳で連対した5頭は全て3歳時に古馬相手のダートグレードを勝っていた。

 ◇前走◇
 エンプレス杯組が4勝、2着1回、3着2回と有利。フェブラリーS組が2勝。TCK女王盃から直行した馬は1勝、2着3回、3着3回。芝からの転戦組は4頭いるが、馬券圏内に入ったのは地方開催のダートグレードを勝っていたリエノテソーロ(19年3着)のみ。

 ◇逃げた馬◇
 10年から(4)、(12)、(12)、(4)、(4)、<2>、<2>、<1>、<2>、<1>着。5年連続で連対しており、今年は何が逃げるか注目される。

 ◇重賞実績◇
 連対馬20頭中、既にダートグレードを勝っていた馬が13頭。2、3着に好走していた馬も5頭いる。残り2頭は南関東でマイル重賞を勝っていた。(データ班・田中辰幸)

続きを表示

2021年4月4日のニュース