【大阪杯】伸びしろ一番!アドマイヤビルゴ、若武者・岩田望と初G1頂く!

[ 2021年3月30日 05:30 ]

<大阪杯>G1制覇に挑むアドマイヤビルゴと岩田望

 若き力に注目だ。3頭を送り込む友道厩舎。実績を度外視して将来性、伸びしろを優先して言えば一番、魅力的なのはアドマイヤビルゴに他ならない。

 17年セレクトセール当歳部門において5億8000万円(税抜き)で取引された素質馬。デビューから6戦全てで1番人気に支持されていることからも期待の大きさが分かる。

 もうひとつの若き力である岩田望の起用には、いいイメージしか湧かない。25日の1週前追いで感触を確かめた鞍上はファーストコンタクトで相性の良さを感じ取ったようだ。小雨が降るCWコース。レッドアネモス(5歳オープン)を追走する形から直線、内に併せて頭差先着。上がり重点の稽古で6F86秒5は遅いが、ラスト1F11秒5の切れ味はやはり非凡だ。

 「1週前なので、しっかりやるように、との指示でした。いい雰囲気で走れていましたよ。反応が良く、扱いやすい感じですね」

 今回は負傷で戦列を離れた武豊の代打。腕を見込まれての起用は間違いない。先週土曜は中京で3勝、日曜にも1勝して計4勝。早くも20勝ラインに到達する活躍を見せている。

 前走・日経新春杯は使い込んで特殊なコンディションとなった中京の芝が合わなかったのか10着。あれが本来の姿ではない。友道師は「体も動きも一戦ごとに良くなっている」と前向き。未来しかない4歳馬と成長株ハタチの若手ジョッキーが台風の目になる!

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2021年3月30日のニュース