【大井・京浜盃】成長マカベウスの復帰戦に注目!米谷師「調教がしやすかった」

[ 2021年3月19日 05:30 ]

昨秋・平和賞以来の重賞制覇を狙うマカベウス
Photo By スポニチ

 【地方からの風】デビュー勝ち直後からクラシック制覇を目標に掲げていたマカベウス(牡3=船橋・米谷)が、いよいよ実戦復帰する。それが来週24日の京浜盃(S2、大井1700メートル)。昨秋のハイセイコー記念以来、約4カ月ぶりのレースだ。

 前走後は調整のため放牧に出され帰厩したのが2月中旬。体はきっちり成長して約530キロで戻ってきた。「体重が増えていた分、調教がしやすかった。速い時計も4、5本こなせた。最終目標は先だけに、びっしり仕上げたわけではないが青写真通りの出来」と米谷師は調整に手応えを感じている。

 平和賞の重賞制覇をはじめデビューから3勝、2着1回のパーフェクト連対を続けていたが前走は5着に敗退。これには「3コーナーで他馬との軽い接触があってハミが抜けてしまった。2歳だけに精神面のもろさが出た」(同師)と敗因は分析できている。現状でも気性面でまだまだ成長の余地を残すが、それを差し引いても「トモがしっかりしてきたし、どんな末脚を使ってくれるか」と言うように肉体面の成長に米谷師の期待も膨らむ一方。パワーアップしたクラシック候補の21年始動戦に注目だ。

続きを表示

2021年3月19日のニュース