【3歳戦を振り返る】大根田厩舎で伸びしろたっぷりのリプレーザ

[ 2021年3月19日 10:16 ]

 13日の阪神4R・3歳未勝利(ダート1400メートル)は1番人気のリプレーザ(牡=大根田、父リオンディーズ)が快勝した。先団からスムーズに捌いて楽に抜け出すと、2着のサトノテンペストを4分の3馬身抑えてゴール。詰め寄られはしたものの、着差以上の完勝だった。

 血統を見ると、母の半弟に準オープンまで出世したテイエムドンマイがいる程度。決して良血の部類ではないが、馬格がしっかりしていて、鍛え甲斐がありそうなタイプだ。そのあたり、じっくりと馬を育てる大根田厩舎とはフィットするはず。「ワインと競走馬は熟成を待たなアカン」が口癖で、実際にダイショウジェットやヴェンジェンス、ナガラオリオンなど息長く走る馬を育てたきたトレーナーの手腕に期待したい。

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2021年3月19日のニュース