【高松宮記念1週前追い】杉原 希望に満ちたG1週へ好感触「実は来週の月曜に…」

[ 2021年3月19日 05:30 ]

<高松宮記念1週前追い>併せで追い切るアストラエンブレム(左)(撮影・西川祐介)
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 【東西ドキュメント・美浦=18日】鞍上が発表されていない馬の調教に騎手が乗っている場合、聞き手は少し気を使う。木曜朝、高松宮記念出走アストラエンブレムの背には杉原の姿。このままレースも乗るのか?高木を含む報道陣が恐る恐る話し掛けると「レースも頼まれました!3回目のG1騎乗です。それが全て小島先生のところの馬。本当に感謝しかないです」と笑顔をはじけさせた。

 この日、Wコースを5F70秒9~1F12秒6(馬なり)で駆け抜けた8歳馬のアストラ。初スプリント戦だった2走前のラピスラズリS(1着)で新境地を開き、キャリア31戦目で初のG1舞台へ。杉原は「個人的な意見ですが、高齢馬は体より先に気持ちがなえてしまう。渋くなって筋肉を使わなくなってしまう順番。だけど(アストラは)8歳とは思えないほど気持ちが若い。フレッシュですね」と好感触を伝える。最後に「実は来週の月曜に次男が生まれる予定なんですよね」と報道陣を驚かせた杉原。希望に満ちたG1週がやってくる。

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2021年3月19日のニュース