菜七子 サウジ2戦目終えて全体3位

[ 2021年2月19日 23:15 ]

藤田菜七子
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 サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で19日に行われた国際騎手招待競走「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」に日本人として唯一、出場した藤田菜七子(23)は、第1戦で2着、第2戦で5着と奮闘。日本では見られない顔の下半分を覆うマスク姿で懸命に追った1戦目は後方外を鋭く伸びる。インで粘った米国の世界的名手M・スミス騎乗の勝ち馬をじわじわと追い詰めた。計12ポイントを獲得し、2戦目を終えて全体2位。2戦を残し、十分に優勝を狙える位置に付けている。

 19年6月にスウェーデンで行われた「ウィメンジョッキーズW杯」で世界の女性騎手トップの座に輝いた菜七子。その手腕を評価され、昨年もサウジアラビアの同シリーズに参加予定だったが、直前の落馬骨折(小倉)で見送った経緯があった。今回の海外遠征は19年8月「シャーガーC」以来、自身5カ国目(地域含む)。海外での勝負強さを証明し、初サウジで存在感を示している。

 ▼藤田菜七子 1レース目、ゲートを出ずじっとして末脚に懸けたらうまく伸びてくれました。2レース目もスタートが今ひとつで最内枠ということもあり、外へ出せる場面がありませんでした。

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2021年2月19日のニュース