【フリージア賞】レッドジェネシス必勝誓う!心身ともに大人になった名血 舞台設定も歓迎

[ 2021年2月16日 05:30 ]

土曜東京のフリージア賞で必勝を期すレッドジェネシス(撮影・亀井 直樹)
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 新馬戦はフタを開けてみるまで分からない。“うれしい誤算”もあればその逆も。友道厩舎で言えば前者は先週8番人気で初陣Vを飾ったクールファイブ。後者はレッドジェネシス(牡、父ディープインパクト)。ジェネシスは叔父に英2000ギニー、愛ナショナルSを制したキングオブキングスがいる世界的な名血。牧場(ノーザンファーム)時代からの評価も高く、デビュー戦(20年7・19阪神)はのちの重賞ウイナー・ラーゴム(きさらぎ賞勝ち)を抑えて1番人気だったがスタートの出負けが響き3着。続く小倉遠征も取りこぼし、4戦目の初勝利。しかしクラシックの夢は諦めてはいない。必勝を誓い、東京のフリージア賞(土曜9R・芝2000メートル)に乗り込む。大江助手は「心身ともに大人になった。まだ反応が鈍かったりする課題はありますが、徐々にレースぶりは良くなっています。反応に時間がかかるところがあるので、直線の長い東京コースに替わるのはいいですね」と胸を張った。

 ≪最強ニックス≫ディープ×母父ストームキャットは最強ニックス。JRA・G1馬5頭にとどまらずエイシンヒカリ、リアルスティールと海外G1馬も出している。日本の至宝ディープも貴重なら、米国の至宝ストームキャットの牝駒も本邦輸入数は限られる。そのなかからJRA登録だけで61頭。JRA勝ち上がり41頭、JRA121勝、重賞20勝だ。

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2021年2月16日のニュース