【東京新馬戦】エクランドール　全兄フィエールマンばり鬼脚V!ルメール賛辞「乗りやすかった」

＜東京6R新馬戦＞レースを制したエクランドール（右）（撮影・郡司　修）
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　東京6R新馬戦（芝1800メートル）はG1・3勝馬フィエールマンの全妹エクランドール（牝＝手塚、父ディープインパクト）が華麗な差し切りで初陣を飾った。道中は先行した1番人気ホウオウサミットをマークして中団。直線はマッチレースとなり、メンバー最速上がり3F33秒1の鬼脚を使ったエクランドールに軍配が上がった。「夢の続きは妹で」と大きな期待をもって送り出した手塚師は「よく頑張って勝ちきってくれた。良馬場でできたのが一番」と目尻を下げた。これで母リュヌドールの産駒は、エクランドールを含めて5頭が全てデビュー勝ちを収めたことになる。

　第1回東京開幕週、芝1800メートルでのデビューはフィエールマンと同じ。その兄を彷彿（ほうふつ）させる勝負強い末脚に、ルメールは「乗りやすかった。ディープ産駒らしい素軽さがある。距離が延びても大丈夫」と賛辞を並べた。次走は未定で、「ゆっくり成長を促していきたい」と指揮官。史上最少キャリア4戦目で菊花賞を制した兄のようにクラシック戦線の惑星となりそうだ。