ゴスデン師 女王エネイブル凱旋門賞6着も引退明言せず「オーナーに報告してそれから」

[ 2020年10月6日 05:30 ]

エネイブルを管理するゴスデン師
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 フランスG1凱旋門賞が現地時間4日(日本時間同日深夜)、パリロンシャン競馬場で行われ、昨年3着のソットサス(牡4=JCルジェ)が優勝。鞍上のC・デムーロは同レース初制覇となった。日本馬で唯一挑戦したディアドラ(牝6=橋田)は後方から直線も伸び切れず8着。レース史上最多の3勝目を狙った女王エネイブル(牝6=英ゴスデン)は6着に敗れたが、管理するゴスデン師は引退を明言しなかった。

 エネイブルは道中は凝縮した馬群の真ん中。最後の直線で両側から挟まれる不利を受けバランスを崩すシーンもあったが、進路がクリアになっても全く伸びず、キャリア19戦目で初の馬券圏外(4着以下)に敗れた。武豊騎乗予定のジャパンを含むA・オブライエン厩舎の4頭が禁止薬物検出のため直前で出走取り消しとなった一戦。ゴスデン師は「サーペンタインとソヴリンがいなくなってレースの全体像が変わってしまった」と先行勢の取り消しが誤算だったとした上で、今後については「(オーナーの)ハリッド・アブドゥラ殿下に報告して、それからだ」とコメント。続戦の可能性に含みを持たせた。

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2020年10月6日のニュース