【京都大賞典】キセキ 浜中と秋始動戦飾る!仕上がり順調「しっかり負荷をかけてこられた」

[ 2020年10月6日 05:30 ]

キセキ
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 京都日曜メインは「第55回京都大賞典」。宝塚記念2着のキセキが始動戦を迎える。凱旋門賞から一夜明けた5日朝、担当の清山助手は昨年大舞台で“一緒に走った”ソットサスの勝利を称えた。

 「昨年(3着)の競馬を見ていて“来年は勝ち負けするかな”と思っていた。昨日のパドックも見たけど、ひと回り大きくなって良さそうでしたね」

 1年前は凱旋門賞(7着)に挑戦したが、今秋は京都伝統のG2で始動する。宝塚記念の後は放牧でリフレッシュして、お盆の時期に帰ってきた。「前走(502キロ)ぐらいの体の方が力を発揮しやすいと思うし、目標にしながら調整。ここまでしっかり負荷をかけてこられています」と仕上がりは順調だ。

 春のG1でコンビを組んだ武豊は渡仏により、帰国後は2週間の隔離で騎乗できない。新たに手綱を託された浜中は1週前の追い切りにまたがり、先週金曜にはゲートの確認も行った。「ゲートを出てからの雰囲気も感じてもらった。その方がレースも組み立てやすくなるから」と元ジョッキーらしい視点で鞍上に託す。「毎回、勝てるかなという状態で送り出せている」。17年菊花賞を最後に勝ち星から遠ざかっているが、思い出の淀で勝利をつかみ取るか。

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2020年10月6日のニュース