【新潟記念1週前追い】ワーケアに心躍る　手塚師「今回の内容を見て今後が決まると思う」

併せで追い切るワーケア（撮影・西川祐介）
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　【東西ドキュメント・美浦＝26日】開門時の午前5時はどこかに秋を感じさせる過ごしやすさ。前3週と違う体感に小田は安どして、次週新潟記念の“目玉”のワーケアに熱視線を送った。開門直後の涼しい時間帯にWコースで5F69秒1～1F12秒3（いっぱい）。最後はライバーバード（6歳2勝クラス）に1馬身遅れ。手塚師は「調教は渋い面があるのでしっかり追えていれば問題ない。以前は手前を替える時にモタモタすることもあったが、そういった面も改善されている」と穏やかな表情。今春は弥生賞2着後、3番人気のダービーは8着。他のクラシック組より早い始動に今秋の思いが伝わる。

　「ルメールが左回りがいいと言っていることもあり、新潟記念からに。ダービーは最後の1Fで止まったし、今回の内容を見て今後が決まると思う」と菊参戦は保留しての出陣。3歳馬の新潟記念出走といえば、2年前Vで有馬記念制覇につなげたブラストワンピース以来。次週新潟出張予定の小田は、秋を占う期待馬の登場に心が躍っていた。