【船橋・かしわ記念】注目馬ピックアップ編

[ 2020年5月3日 05:30 ]

昨年のかしわ記念はゴールドドリーム(左)が連覇を達成
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 4日から5月の船橋競馬が行われる。4~6日の前半3日が昼間、7、8日の後半2日がナイターで開催する。注目レースは5日に行われる中央交流G1「第32回かしわ記念」(1600メートル)。有力馬をピックアップした。なお、同レースはSPAT4で前日発売される。

 今年のフェブラリーSを1番人気で制したモズアスコット(牡6=栗東・矢作)はダート2戦2勝と負け知らず。もう1勝も重賞の根岸Sだけに能力は相当なもの。前走芝の高松宮記念は13着と大敗を喫したが砂の舞台に戻れば巻き返しは十分可能だ。矢作師も「コーナー4つのコースは使ったことがほとんどないが、左回りが好材料。地方の深いダートがどうかだけ」と自信を見せている。

 同じくフェブラリーSで2着したのがケイティブレイブ(牡7=栗東・杉山)。その1戦は16番人気での激走だったが、振り返れば17年帝王賞、18年川崎記念を制している実力馬。まだまだ衰えも見せていない。「状態に問題はないし、いい仕上がり。船橋は経験済みだし4つのコーナーのマイルに対応できれば」と杉山師も期待を寄せる。

 昨年の南部杯2着が光るのがアルクトス(牡5=美浦・栗田)。前走のフェブラリーSは9着に敗れたが「舌を縛ったことでフォームが安定してきた。地方のダートは合っている。腰回りもしっかりしてきたし、順調に調整できているので楽しみ」(栗田師)と巻き返しの態勢がしっかり整ったようだ。

 18年のチャンピオンズカップ(1着)以来となるのがルヴァンスレーヴ(牡5=美浦・萩原)。ここまで8戦7勝2着1回。うちG1・4勝は飛び抜けた実績。長期休養明けだけに仕上がりが最大のポイントだがいきなりの激走があっても驚けない。

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2020年5月3日のニュース