【天皇賞・春】エタリオウ「最強の1勝馬」が波乱!迷わず買うべしリピーター

[ 2020年4月29日 05:30 ]

坂路でキャンター調整するエタリオウ
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 さまざまな切り口から過去のデータを分析し、勝ち馬、穴馬をあぶり出す「G1データMAX」。「第161回天皇賞・春」(5月3日、京都)は国内平地G1最長距離3200メートルの舞台設定が特徴。“長距離適性”を軸に過去の傾向を洗い出すと、データ派垂ぜんの極上の激走馬が浮かび上がった。

 (1)長距離経験 最大のポイントは距離適性。過去10年、3着以内に入った30頭のうち83%にあたる25頭が3000メートル以上のレースに出走した経験があった。近年の勝ち馬は15年ゴールドシップ、16&17年キタサンブラック、19年フィエールマンが菊花賞馬。18年レインボーラインも菊花賞で2着していた。また、特筆すべきはリピーターの強さ。14~18年は5年連続で天皇賞・春に出走歴がある馬が連対。同期間は16年以外、全てリピーターのワンツーだった。前回着順を問わず激走するため、リピーターは迷わず買い目に加えたい。逆に菊花賞、天皇賞・春どちらにも出走経験がなければ手は出しづらい。

 (2)種牡馬 スタミナ豊富なステイゴールド産駒が近7年で4勝と圧倒的。昨年もパフォーマプロミスが8番人気3着と激走した。ステイゴールドを父に持つオルフェーヴルの産駒は今年が天皇賞・春初挑戦。こちらも軽視は禁物だ。ディープインパクト産駒は昨年のフィエールマンが初勝利。通算では【1・2・1・13】と振るわない。キングカメハメハ産駒は【0・0・0・14】とユーキャンスマイルには厳しい数字。

 (3)ローテ 長らく主なステップは大阪杯、阪神大賞典、日経賞の3つだったが、大阪杯は17年にG1昇格後、中距離王決定戦の位置づけとなり、同レースからの出走馬は減少。今年もエントリーはなかった。大阪杯を除いた前走別(過去10年)では阪神大賞典組が【3・2・5・47】と最多3勝。日経賞組【2・2・2・46】が続く。やはり王道が強い。年初戦組やダイヤモンドS組はグレード制導入の84年までさかのぼっても一度も勝っていない。昨年末の有馬記念以来の前年覇者フィエールマンには嫌なデータだ。

 (4)厩舎力 厩舎別の芝長距離(3000メートル以上)の通算成績を見ると、エタリオウとユーキャンスマイルを出走させる友道師が【6・6・3・16】で勝率19・4%、3着内率48・4%と出色の数字。同じく2頭出し(スティッフェリオ&ダンビュライト)の音無師も【6・4・6・35】と現役最多の6勝で並んでいる。キセキ、トーセンカンビーナの角居師も【5・3・2・29】と好成績。中でも友道師は天皇賞・春初挑戦の08年アドマイヤジュピタでV。16~18年にシュヴァルグランが3→2→2着と好走しており、ステイヤー育成のノウハウを知り尽くしている。

 ☆結論 友道厩舎のステイゴールド産駒エタリオウが本命。18年菊花賞2着と実績十分で、リピーター(昨年4着)でもある。日経賞からの臨戦も○。「最強の1勝馬」が大一番で待望の2勝目を挙げる!相手はキセキ、スティッフェリオ、トーセンカンビーナ、フィエールマン、ミッキースワロー、メロディーレーン、ユーキャンスマイル。3連単はエタリオウを1着に相手7頭で42点。

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