【中山GJ】オジュウ 大偉業5連覇に石神「ほっとしています。踏ん張ってくれた」

[ 2020年4月18日 16:45 ]

<中山GJ>最終障害を飛越するオジュウチョウサン(撮影・郡司 修)
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 春の障害頂上決戦「第22回中山グランドジャンプ」が18日、中山競馬場で行われ、断然1番人気に推された“絶対王者”のオジュウチョウサン(牡9=和田正)が完勝した。J・G1・7勝目となり、自身が持つ最多優勝記録を更新。史上初のJRA同一重賞5連覇の大偉業を達成した。

 不良馬場の中のレースもなんのその。王者の強さを改めて示した。好スタートを切り、道中は好位でレース。3角前で先頭に立つと、最終障害をなんなく飛越し、後続を寄せ付けず真っ先にゴールした。笑みを浮かべて下馬した石神は「いつもそうですが、ほっとしています。コーナーが滑りやすくなっていたので、滑らないように気をつけていました。西谷さん(3着馬・ブライトクォーツ)が来たので、早めに抜け出すことになったが、踏ん張ってくれた」と笑顔をみせた。史上初のJRA同一重賞5連覇。「本当にすごい、素晴らしい馬。いつも真面目に走ってくれて、感謝です。ありがとうと言いたい」と愛馬を称えていた。

 和田正師は「このような馬場は走ったことがないので、どんな競馬になるかなと想像できなかった。結果的にきちんとこなしてくれましたし、今日もほとんどジャンプはミスがなかったと思います。力のあるところをみせてくれたのかなと思います」と振り返った。

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2020年4月18日のニュース