アスコット 豪遠征取りやめ…検疫の問題、中止のリスクを踏まえ陣営決断

[ 2020年3月17日 05:30 ]

フェブラリーSを制したモズアスコット
Photo By スポニチ

 フェブラリーSを制し、オーストラリアG1ドンカスターマイル(4月4日、ランドウィック芝1600メートル)に参戦予定だったモズアスコット(牡6=矢作)が、新型コロナウイルス感染拡大防止のための豪州での検疫の問題などを踏まえ、遠征を取りやめることが16日、決まった。矢作師が「現地に行っても、しっかりと調教できない可能性がある。(レース)中止のリスクもあるのでオーナーと相談した上で決めました」と語った。

 出国検疫を受けていた東京競馬場から、17日に栗東へと帰厩する。今後は登録済みの高松宮記念(29日、中京)に向けて調整していくが「レースが1週間早くなることで、いい状態に仕上がらない可能性もあるので香港のチャンピオンズマイル(4月26日、シャティン芝1600メートル)にも登録した」と指揮官は話した。

 なお、同レースに参戦予定だったマイスタイル(牡6=昆)も遠征を取りやめた。一方、豪G1クイーンエリザベスS(4月11日、ランドウィック芝2000メートル)に参戦予定のダノンプレミアム(牡5=中内田)は16日、成田国際空港から出国した。

続きを表示

2020年3月17日のニュース