【阪神SJ】新旧最優秀障害馬対決!オジュウの総合力 石神連覇へ「“らしさ”見せたい」

[ 2020年3月14日 05:30 ]

オジュウチョウサン
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 阪神8R「第22回阪神スプリングJ」は9頭立てながら昨年のJ・G1連対馬が勢ぞろいの好メンバー。中でも注目は4戦ぶりに障害戦に復帰する“絶対王者”オジュウチョウサン(牡9=和田正)だ。

 障害重賞は16年4月から11連勝中。16~18年と3年連続で最優秀障害馬のタイトルを獲得したが、昨年は秋に平地に専念したためシングンマイケルにその座を譲った。新旧王者は今回が初対決。石神は「(シングンに)去年の東京JS(1着)で騎乗したけど飛越のセンスは抜群。でも、オジュウはスタミナがあるし総合的な力では上だと思う。“らしさ”を見せたい」と自信を隠さない。

 約3カ月の休み明けとなるが、和田正師は「追い切りでは気持ちが乗った中でも集中できていた。体も良い具合」と状態に太鼓判を押す。阪神SJは過去2戦2勝(17、19年)。死角はない。「これだけのメンバーが集まって楽しみ。お客さんに生で見てもらえないのが残念だけど…」と指揮官。J・G2ながら最強ジャンパー決定戦と呼ぶにふさわしい顔触れ。それでも絶対王者の自信は揺るがない。平地挑戦中に頭角を現したライバルを蹴散らし、再び最強を証明する。

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2020年3月14日のニュース