新人騎手デビュー!泉谷 46人目の初騎乗初勝利「馬のおかげ」

[ 2020年3月2日 05:30 ]

<阪神1R>メイショウヒバリで初騎乗初勝利を果たした泉谷楓真騎手(右)。左は国分恭騎手(撮影・亀井 直樹)
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 今年の新人騎手が1日にデビュー。関西唯一の新人・泉谷が阪神1Rのメイショウヒバリで初騎乗初勝利を飾った。11年嶋田以来、史上46人目。しかも“1着同着”のエピソードつきだ。51キロの軽量を生かして逃げ、直線急追したテイエムレビューとピタリ馬体が重なったところがゴール。長い写真判定の末に「同着!!」の声が聞こえると、泉谷は安堵(あんど)の表情で出迎えた本田師、松本好雄オーナーとガッチリ握手。「うまく乗ることはできませんでしたが馬のおかげで勝たせてもらいました。厳しい世界ですが努力して一流騎手を目指したい」と喜びと抱負を口にした。

 ▼秋山稔 初騎乗(5着)はスタートでうまく位置取りができなかったり、4角や直線でスムーズに走れず他馬に迷惑をかけてしまった部分もあるので、喜びより反省の方が大きいです。

 ▼小林脩 スピードや頭数に圧倒される部分が多く、競馬の難しさを改めて実感しました。安全に回ってこられたので、そこに結果も伴えるようにしたい。

 ▼原 リズムとバランスを意識して騎乗しましたが、最後まで馬を動かすことができなくて経験と技術が足りないと感じました。

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2020年3月2日のニュース