【浜名湖・浜名湖賞】深谷 レコード地元周年2V!コンマ09快Sからイン押し切り

[ 2020年2月3日 05:30 ]

当地61周年記念に続く2度目のG1制覇を果たした深谷
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 ボートレース浜名湖開設66周年記念「浜名湖賞」は2日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の深谷知博(31=静岡)がインを押し切り、14年の当地61周年記念に続く2度目のG1制覇を果たした。2着は4コースから差した大池佑来、3着は前田将太だった。

 エース機から放たれたコンマ09の快ショット。先マイを決めると一瞬にして優勝は決まった。上がりタイムは現行エンジンのレコードを更新する1分46秒4。3カドの奇襲攻撃に出た瓜生に対しても「松井さんが止めてくれると思った」と至って冷静だった。

 手にした23号機は昨年7月の中間整備以降、トップクラスのパワーを不動のものとしているエース機。誰が見ても節一を争うパワーだったが「まだ伸びしろがあると思っているので仕上がりは90点」。最後までパワーを探究し続け、優勝後も「95点。もっと伸びをつけたかったし握った時のロスもあった」。残り5点を次の課題に残すストイックな面をのぞかせた。

 快調に滑りだした20年。「賞金ベスト18にも入ったことがないし、はっきりとした目標を持たないのが僕のスタイル」。年末に向けて深谷らしい慎重なコメントだが「目立つところでいいレースがしたい」とアピール精神は旺盛。次の舞台は蒲郡で開催される東海地区選(14日開幕)。「あまり得意ではないが、このリズムでカバーしたい」。静岡支部の看板を背負った若武者が東海地区のトップに立ち、全国へ羽ばたく日は近い。

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2020年2月3日のニュース